久保田 智広 KUBOTA Tomohiro
久保田 智広 KUBOTA Tomohiro
1992年東京生まれ
美術修士(MFA)
現在東京と横浜を拠点に活動。
連絡先: tomohiro4407@gmail.com
Webサイト: https://tomohirokubota.myportfolio.com/
2020年に東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻を修了後、現在は東京都、神奈川県を中心に活動を行う。インスタレーションやパフォーマンスなど複数のメディアを横断しながら、物事の価値基準や選別基準にまつわる制作を行う。
近年の制作では、久保田は主にモノを「捨てる」という日常的な行為を通して、個人的な状況や実際にあった出来事をベースに作品を展開する。彼は誰もが抱える身近なモノから美術館に代表される公共財まで、それらの所有にまつわる集団的な判断のプロセスを可視化させると同時に、共同体の未来における財産/負担という普遍的な問題をさまざまな射程から考察する。代表作に、東京大学の食堂に飾られていた宇佐美圭司の絵画が生協により無断で破棄された事件を題材にした《Decision in the Hospice》(2020)がある。
学歴2020 東京藝術大学美術研究科修士課程版画専攻 修了
2018~19 ウィーン応用芸術大学(Universität für angewandte Kunst Wien)交換留学
2017 東京芸術大学 美術学部絵画科油画専攻 首席卒業
2020
・attunement, キュレーション:岩田智哉, 花園アレイThe 5th floor, 東京
・プロジェクト・ル・ボスケ, 日本国内の各自宅で開催可能な展覧会企画
https://project-le-bosquet.info/
・遊園地都市の進化-スクワット作戦会議 in 渋谷, RELABEL Shinsen, 東京
・第68回 令和2年度 東京藝術大学卒業・修了作品展, 東京藝術大学, 東京
2019
・石橋財団・東京芸大油画 海外派遣奨学生展, 東京藝術大学
・GRAPHICA CREATIVA 2019 “PUBLISH OR PERISH” ,
Jyväskylä Art Museum, ユヴァスキュラ(フィンランド)
・practice_01: 線を引く, EUKARYOTE, 東京
2018
・TableTalk vol.3, Gallery DEN5, 東京
・芸術の保存・修復-未来への遺産, 東京藝術大学大学美術館, 東京
2017
・Swing-by, 東京藝術大学, 東京
・第65回 平成28年度 東京藝術大学卒業・修了作品展, 東京都美術館, 東京
・Critical Surface / At a Critical Moment, キュレーション:吉村真, Gallery Barco, 東京
・エア / プール, キュレーション:Lily Shu, 西小山駅周辺エリア, 東京
・俵賞展, 東京藝術大学, 東京
2016
・上野芸友賞展, 東京藝術大学, 東京
・アートイン湯宿, みなかみ町湯宿温泉地域, 群馬
・Drawing Water (DIG TOKYO 2016), キュレーション:Linda Dennis, AIR 3331
錦町 スタジオ, 東京
キュレーション
2021
・Intimate path, 美術史家である吉村真とのユニットcom-courseとして栃木県 那須塩原市内に点在する16事業者の各自宅や店舗にて
ワークショップ、トークなど
2019
・企画者、司会として, TableTalk Vol.5 東京藝術大学, 東京
・企画者、司会、スピーカーとして, TableTalk Vol.4 東京藝術大学, 東京
2018
・司会、スピーカーとして, TableTalk Vol.3.2, Gallery DEN5 & 東京藝術大学, 東京
・スピーカーとして, 同時代の何か #4, kotobuki meeting + CAMP, 東京
2018 ・石橋財団奨学生長期派遣員, 長野県小布施町、
ウィーン(オーストリア)、ロンドン (イギリス)への滞在
2017 ・O氏記念賞, 東京藝術大学
・卒業制作最優秀賞大学美術館買上, 東京藝術大学
2016 ・上野芸友賞 東京藝術大学
パブリックコレクション
・東京藝術大学大学美術館
・群馬県みなかみ町