木村秀樹
1948年、京都府生まれ。
20代の頃から国際的な版画展に出展し多くの賞を獲得、国際的に高い評価を得る。写真製版によるシルクスクリーン技法を使って、必然的なつながりをもたない断片的な映像が浮遊した作品で知られる。 70年代に制作された<えんぴつ><水鳥>シリーズほか、96年から継続・発展させているモンドリアンの作品写真を元に変化させた<ミスティーダッチ>シリーズが有名。 自身の制作活動はもとより、後進の育成にも力を発揮しており、現在国内外で活躍している多くの現代美術作家を育てている。また、版画の普及活動にも積極的に取り組んでいる。